映画「クィーン」(2006年)などの作品で知られる英国の名女優ヘレン・ミレンさん主演の映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」(27日公開)は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに奪われた伯母の肖像画を取り戻すために、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンさんの戦いを描いた作品だ。メガホンをとったのは「マリリン 7日間の恋」(11年)で知られるサイモン・カーティス監督。ドキュメンタリー番組でアルトマンさんの存在を知ったことが、今作を作るきっかけになったという。10月に開催された東京国際映画祭のために来日したカーティス監督に話を聞いた。
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