グスタフ・クリムトが描いた世界的な名画「黄金のアデーレ」を巡る実話を基にした映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」(サイモン・カーティス監督)が27日に公開される。米国で暮らす女性が、“オーストリアのモナリザ”と称される名画「黄金のアデーレ」の返還を求めてオーストリア政府を訴えた裁判と、名画がたどった数奇な運命を描いている作品。主人公で実在した女性マリア・アルトマンを「クィーン」(2006年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンさんが演じ、ライアン・レイノルズさん、ダニエル・ブリュールさんらが脇を固める。
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