モデルで女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の視聴率が、10日に自己最高となる24.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど好調だ。波瑠さんが演じる主人公・あさのサクセスストーリーを軸にしながら、宮崎あおいさんが演じるあさの姉・はつの苦難を描いている。姉妹のダブルヒロインのようにも見え、メディア文化論が専門の稲増龍夫・法政大学社会学部教授は「パブリックイメージだと宮崎あおいさんが力強いあさ、波瑠さんが幸薄いはつだが、それを逆に配役したところに面白みがある。結果、両方のキャラクターが際立ち、光るようになった」と分析する。「あさが来た」の好調の理由を探った。
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