娘の死の真相を知ろうとする父親と、その鍵を握る女子高生との心理戦を描く映画「罪の余白」(大塚祐吉監督)が全国で公開中だ。原作は野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央(あしざわ・よう)さんのサスペンス小説で、高校のベランダから転落した娘の死を受け止められない行動心理学者の父親が、どうして死んだのかを調べ始め、娘のクラスメートで悪魔のような少女に振り回されていく。復讐(ふくしゅう)に燃える父親・安藤聡を演じた内野聖陽さんと、ずる賢く残忍で悪魔のようなモンスター女子高生・木場咲を演じた吉本実憂さんに話を聞いた。
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