心を閉ざした少年が名門合唱団付属学校で厳しい指導者と出会って成長していくさまを描いた「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」が公開中だ。米アカデミー賞で最優秀作曲賞を受賞した「レッド・バイオリン」(1998年)で知られ、シルク・ドゥ・ソレイユの東京公演「ZED」の演出も手掛けたフランソワ・ジラール監督が手掛けた。主人公の少年役に抜てきされたギャレット・ウェアリングさん(14)とともに来日したジラール監督は「音楽ももちろんのこと、師弟関係を見てほしい」と話す。
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